General Ophthalmology 一般眼科診療
General Ophthalmology一般眼科診療について
小沢眼科神栖診療所では、赤ちゃんから高齢の方まで、幅広い年齢層の目の症状に対応しています。視覚は五感の中でも約9割の情報を担っており、現代社会において“見えること”は日常生活の質に直結します。
スマートフォンやパソコンの普及により、目への負担が大きくなり、子どもの近視の進行や大人の眼精疲労などが増加しています。また、高齢者に多い白内障・緑内障・糖尿病網膜症なども、早期発見・治療により進行を抑えることが可能です。
当院では、定期的な検査や丁寧な診療を通じて、目の健康寿命を延ばすお手伝いをいたします。
「何科に行けば?」という段階でも問題ありません。症状の経過や服薬状況をメモしてお持ちください。
Common Symptoms and Concernsよくある症状・お悩み
- かすんで見える
- 視力が落ちた気がする
- 目が赤い
- 目や目の周辺に痛みがある
- 目やに・かゆみ
- 光が走る・黒い点が見える
- まぶたの下がり・けいれん
- 乾き・しみる(ドライアイ)
- お子さまの視力・目の向きの心配
- まぶしく感じる
- 視野が狭く感じる
- 視野の真ん中が見えにくい
- 物が歪んで見える
- ものがダブって見える
- まぶたの腫れやできもの
受診の目安
今すぐ受診 | できるだけ早く | 数日以内 |
視界の欠け・カーテン状の影/突然の強い視力低下/目の激痛・頭痛・吐き気。 | 光が走る・黒い点が急増/視界の歪み。 | 充血・痛み・ものもらい・乾き /慢性的なかすみ・疲れ目・花粉症。 |
必要な検査を適切に選択
視力・眼圧・細隙灯・眼底カメラ・OCT・視野検査・角膜形状・涙液検査などから、症状に合わせて選択します。
Main Conditions Treated主な診療疾患
- 白内障
- 緑内障
- 糖尿病網膜症
- 加齢黄斑変性
- 黄斑円孔
- 黄斑前膜
- 網膜裂孔
- 網膜剥離
- 硝子体出血
- 飛蚊症
- 斜視
- 弱視
- ドライアイ
- 流涙症
- 眼瞼下垂
- 眼精疲労
- 近視・遠視・乱視(屈折異常)
- 老視(老眼)
- アレルギー性結膜炎
- ものもらい(麦粒腫)
白内障
水晶体の濁りにより視界がかすむ病気です。進行すると手術が必要で、人工レンズを挿入する方法が一般的です。
緑内障
視野が徐々に狭くなる進行性の疾患で、眼圧の管理と継続的な治療が不可欠です。早期発見が重要です。
糖尿病網膜症
網膜の血流が滞り出血やむくみ(黄斑浮腫)が生じます。見えにくさ・歪みが急に出たら早めに受診を。注射やレーザーを行います。
加齢黄斑変性
視野の中心がゆがんだり暗くなる疾患で、高齢者に多くみられます。抗VEGF療法などで視力低下の進行を抑えることが可能です。
黄斑円孔・前膜
中心のかすみ・ゆがみ、文字の読みにくさを生じます。前膜=膜が張る/円孔=穴があく状態。進行例は硝子体手術を検討します。
網膜裂孔・網膜剥離
光が走る・虫が増えた後、視野が欠けることもあります。放置はとても危険です。レーザーや手術で早期治療が重要です。
硝子体出血・飛蚊症
黒い影や糸くずが増える見え方。多くは加齢変化ですが、出血や裂孔が隠れることもあります。原因を見極め必要時は治療します。
斜視・弱視(小児)
“見る力”の発達に関わる重要な疾患です。早期発見と発達段階に合わせた検査・訓練・眼鏡・点眼を組み合わせます。
ドライアイ
乾く・しみる・かすむ等が続く病気です。涙の量や質を検査し、点眼・環境調整・涙点プラグなどを組み合わせて改善します。
流涙症(なみだ目)
涙道の狭窄・詰まり、まぶたの形の変化、ドライアイなどが原因で起こります。点眼・処置・手術など原因に合わせて治療します。
眼瞼下垂
まぶたが下がり視界が狭くなる、肩こりや頭痛の一因になることもあります。手術適応を含め、状態に合わせてご説明します。手術が必要な場合は、小沢眼科内科病院と連携して治療します。
眼精疲労
目の使いすぎにより、目の痛み、かすみ目、頭痛、肩こりなど全身症状を伴うことも。パソコン・スマホの使用や眼鏡不適合などが原因になります。
近視・遠視・乱視(屈折異常)
近視・遠視・乱視など、網膜にピントが合わない状態を指し、視力低下の原因となります。眼鏡やコンタクトレンズで矯正します。
老視(老眼)
40歳以降に多く見られる目の調節機能低下により、手元が見づらくなる症状です。眼鏡やコンタクトで矯正可能です。
アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダストなどによる目のかゆみ、充血、目やになどの症状を起こす疾患です。点眼や生活環境の改善が重要です。
ものもらい(麦粒腫)
まぶたの腫れや痛みを伴う細菌感染症で、点眼や内服、膿の切開処置が必要なこともあります。
Our Clinical System当院の診療体制
当院には眼科専門医が常駐しており、小児から高齢者まで幅広い診療に対応可能です。初期診断から治療、必要な場合は手術や専門的な加療まで一貫したサポートを行います。
また、網膜専門医や緑内障専門医が在籍しており、高度な精査・治療を受けていただける体制を整えています。
必要に応じて、小沢眼科内科病院とスムーズに連携して診療します。
Insurance and Public Medical Support保険証・公費について
受診の際は、必ず保険証や各種医療証をご持参ください。お忘れの場合は、いったん全額自己負担でのお支払いとなり、後日精算が必要となります。
また、当院では一部自由診療も行っております。保険診療との併用をご希望の場合は、診療内容により保険適用外となるケースもございますので、ご不明点は受付までお尋ねください。