Glasses&Contact 眼鏡・コンタクトレンズ

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処方を希望される方

初めてコンタクトレンズ・メガネ処方をご希望の方へ

初めてのコンタクトレンズやメガネの処方には、装用練習や検査にお時間がかかる場合がございます。安全にご使用いただくためにも、診療受付終了の1時間前までにご来院をお願いいたします。

処方受付時間(初めての方)

  • 午前 8:30〜11:30(新規受付は11:00まで)
  • 午後 13:30〜16:30(新規受付は16:00まで)

※目の状態によっては、当日に処方できない場合がございます。あらかじめご了承ください。

眼鏡処方をご希望の方へ

  • 完全予約制です。ご予約がない場合、当日の処方は対応できないことがございます。
  • メガネの処方箋はお渡ししています。販売は行っておりませんので、処方箋をお持ちのうえ販売店にてご購入ください。
  • 現在ご使用中のメガネがあれば 必ずご持参 ください。見え方や度数の確認に役立ちます。
  • 処方には およそ1時間 ほどかかります。特にご高齢の方や遠近両用メガネをご希望の方は、2時間程度 かかる場合があります。
  • 過矯正などの不具合を防ぐため、十分なお時間を確保し丁寧に検査・調整を行っています。お時間に余裕をもってご来院 ください。

コンタクトレンズ処方をご希望の方へ

  • 完全予約制です。ご予約がない場合、当日の処方は対応できないことがございます。
  • コンタクトレンズ処方箋のお渡しは行っておりません。 当院では定額制サービス 「メルスプラン」 のみを取り扱っています。
  • ハードコンタクトレンズや一部の特殊レンズは原則取り扱っておりません。 特殊なケースで対応できる場合もありますので、ご希望の方は事前にご相談ください。
  • 現在ご使用中のコンタクトレンズがあれば 必ずご持参 ください。
  • 診察や検査の際にレンズを外していただくことがあります。使い捨てレンズをご使用の方は予備レンズを、保存液タイプの方は ケースと保存液をご持参ください。
  • 処方には およそ1時間 ほどかかります。視力変動のある方は追加でお時間をいただく場合がございます。

ご注意事項

  • コンタクトレンズの新規処方受付は16:00までです。通常の診療受付時間とは異なりますのでご注意ください。
  • コンタクトレンズに関係のない診療をご希望の方は、必ずレンズを外してお待ちください。レンズケースをお忘れの場合は、スタッフまでお申し出ください。

コンタクトレンズについて

当院では、メニコン定額制メルスプランに入会する方のみコンタクトレンズの検査とご提供になります。

取り扱っているレンズの中からライフスタイルやご希望に合わせて、最適なレンズをご案内させていただきます。

眼鏡と何が違うの?〜コンタクトレンズの長所と短所〜

【長所】
・視力の矯正力が高く、眼鏡では矯正しきれない近視や乱視も矯正可能な場合がある
・見える物の大きさが変わらない(眼鏡では、度数によって物の大きさが違って見えることがある)
・視力の左右差が問題にならない(眼鏡では、度数に左右差があると眼鏡装用が困難)
・視野が広い
・スポーツ時などに適する
・顔の印象が変わらない

【短所】
・眼のトラブルを起こすことがある(特に角膜障害やドライアイ)
・装着や日々のケアが面倒
・低年齢には不向き(実際に装用の練習が必要)

コンタクトレンズの素材

コンタクトレンズの素材にはハードレンズとソフトレンズの2種類があります。

【ハードコンタクトレンズの特徴】
・強い乱視や近視、遠視も矯正可能
・重篤な角膜疾患になりにくい
・円錐角膜など角膜疾患に対応可能
・レンズのケアが必要
・最初はゴロゴロして違和感がある

【ソフトコンタクトレンズの特徴】
・使い捨てレンズがある
・1日タイプではケアは不要
・最初から違和感なく装用しやすい
・種類が豊富にある
・ケアを怠ると重篤な眼疾患につながる

【初めてのコンタクトレンズを選ぶ時には】
初めてコンタクトレンズを選択する時には眼の状態にもよりますが、1日タイプ使い捨てソフトコンタクトレンズをお勧めします。その中でもシリコーンハイドロゲル素材の乾きにくいタイプがお勧めです。
理由としては、

1.毎日清潔な状態で装用できる
2.装用時間が長くなっても乾きにくい

デメリットは、毎月かかる費用が高くなることです。

さらに乱視が強い方、円錐角膜の方ではハードレンズが選択肢に入ってきます。ハードレンズはソフトレンズよりも光学性能が高く、矯正視力は良好です。乱視が強い方でもソフトレンズよりも良く見えます。

ソフトコンタクトレンズのケア

1日タイプの使い捨てコンタクトレンズ以外は毎日のケアが必要です。ソフトレンズを外した後は、再びレンズを装用する前に微生物に汚染されることなく、清潔に保管することが重要です。

病原微生物に汚染されたレンズを装用すると、角膜炎を発症することもあり、汚れがついたままだと、アレルギー性結膜炎の原因になることもあります。

ソフトレンズはハードレンズよりもケアを怠ると重大な疾患に繋がりやすくなります。ケア用品には多くの種類が出ていますが、現在最も消毒効果が強いのは「つけおきタイプのポビドンヨード剤」です。

適切なケアを行うことで、毎日安全に使用することができ、目の健康を守ることができます。

多焦点コンタクトレンズ

40歳あたりから、遠くから近くにピントを合わせる力「調節力」が低下してきます。近視の方でも調節力は低下してきますので老視になります。単焦点コンタクトレンズでは老視を補えないため、デスクワーク用の眼鏡が必要になる場合があります。しかし、眼鏡をかけたくない方もいらっしゃいます。近年、コンタクトレンズにも多焦点レンズの種類が増加して、光学的性能もよくなり自然に見えるようになりました。

コンタクトレンズによる怖いトラブル!

コンタクトレンズ装用による痛み、フィッティング不良、レンズのくもりなどの異常を自覚する際、決して我慢せず、早い時期に受診してください。

角膜に傷が付いたり、コンタクトレンズの汚れなどが原因でアレルギーを起こしたりなど、トラブルは決して少なくありません。場合によっては、コンタクトレンズの装用を一時中止しないと重大な視力障害につながる可能性があります。

その中でも、一番恐ろしいトラブルがコンタクトレンズ関連の感染性角膜炎です。感染性角膜炎は通常では起こりにくい病気です。しかし、眼の表面の防御機能が弱くなり、感染性微生物の存在がある場合に生じることがあります。コンタクトレンズ装用にて自覚症状がなくても角膜を痛めていることがあります。

角膜(黒目)に病原体が巣を作って、強い炎症と混濁を引き起こします。コンタクトレンズの管理が不十分なことによって、保存液やケース内に病原体が繁殖するものが多いとされていますが、一日交換型のレンズでも生じることがあります。こうなると、治療も長期戦となり、将来的に角膜の移植が必要になることもあります。

緑膿菌による角膜炎

・進行が早く重症化しやすい角膜炎
・流しや洗面台に存在する環境菌
・角膜が溶け、薄くなり孔があく可能性がある。

アカントアメーバによる角膜炎 

・難治性の角膜炎の代表
・レンズケース内の細菌をエサとして発育する
・特効薬がなく、治癒までに数ヶ月かかる
・予防にはレンズケースをこまめに交換することが必要(3ヶ月を目安に)

(中心が淡く混濁している写真)
(角膜表面を染色すると混濁部位に一致して角膜表面が脱落している)

そのコンタクトレンズ、大丈夫!?

オンラインやドラッグストアで、眼科医師の診察を受けないまま購入される場合があります。他の眼の病気を見逃す可能性があり、レンズのフィッティングを確認しないまま使用することはお勧めできません。コンタクトレンズ素材は日々進歩しています。最新素材のレンズの方が眼に優しいレンズになっておりますので長期的に使用する場合はご検討ください。特に度なしのカラーコンタクトレンズは粗悪品もありますので、正しく装用して、眼のトラブルや病気を防ぐことを心がけましょう。

コンタクトレンズは眼の中に直接入れるため高度管理医療機器に位置づけられています。コンタクトレンズの間違った選択や使用は眼の疾病を生じる可能性があります。眼の健康を守るために正しい知識を身につけて正しく使ってください。